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2008年4月22日 (火)

「石化産業の飛躍願う」

   岩国市 会 員  片山清勝

 関門トンネルが開通し、インスタントラーメンが登場した同じ年、日本に石油化学工業が花開き、今年で半世紀がたつ。その国内初の総合石油化学工業発祥の地としてスタート、付加価値の高い製品の生産が今も続く工場で、操業50周年記念式典が行われ、OBの1人として参列した。

 当初は、海外技術の導入により誕生した石化事業は、生産技術の研究と改良を積み重ねる中で独自の技術を完成させた。今は、それを世界に輸出するなど日本産業の一翼を担っている。

 
この技術進歩について、記念講演では「地と技術の融和」が世界に誇れる生産技術を誕生させた、と触媒技術の進化を例に話された。研究陣がつくり出したもの、それを生産につなげる力が「知と技術の融和」である。このたゆまぬ努力が、これからも日本産業の技術革新に欠かせない源になる、と結ばれた。

 技術的進歩の過程で事故や公害といった課題、操業の安全確保、地域との共存など企業責任の末端に携わった1人として、式典は貴重な体験を思い出させ、感慨深いものだった。

 将来の工場像は企業責任を認識、工場を活性化させ、地域の元気づくりに貢献したいという。後輩のさらなる50年に期待する。
  (2008.04.22 中国新聞「広場」掲載)

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