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2008年9月 5日 (金)

「待ち遠しい秋の味覚」

 岩国市  会 員   貝 良枝

朝夕涼しくなり、特産の岸根栗(がんねぐり)のイガもこぶしほどの大きさになった。青ジソもこんもりと畑で存在を示している。

 柔らかい葉にバッタが集まる。そうめんの季節が過ぎてしまった今となっては、青ジソはバッタへのプレゼント。好きなだけ穴を開けるがいい。私は花の後の実を待っている。花の軸が10㌢ほどに伸び、花が実に変わる。

 穂先の花が実に変わるか変わらないころ、天ぷらにして食べるのがわが家流。プチプチとした食感とシソの香りがなんともおいしい。

娘も大好きで、歯の生え替わる小学生のころから「歯でキィーっと引っ張って食べるあれを作って」と、季節も考えずに言っていた。歯のすき間に引っ掛けて引っ張って食べるのが楽しかったようだ。

 毎日天ぷらというわけにもいかず、それを楽しめるのはこの季節2、3回ほど。旬のものを旬にいただく。季節を楽しめる天ぷらは、とてもすてきな日本の料理だと思う。シソの実ができるのが待ち遠しい。

  (2008.09.05 中国新聞「広場」掲載)

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