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2008年11月24日 (月)

「戦争放棄 世界憲法]

     岩国市  会 員   山本 一

人間だけでなく、生きとし生けるもの全てが弱肉強食の競争原理の上に成り立っていると思う。従って日本だけが戦争の放棄をするという考え方に、そもそも無理があるのではなかろうか。守るだけの自衛隊がだんだん怪しくなり、ついには自衛隊トップの恐ろしい論文も飛び出す始末である。

しかし、こんな議論を繰返している場合ではない。今世界には、景気、環境、エネルギー、食料など、世界が一つになって対処しなければならない緊急課題が山積している。戦争放棄は日本だけでなく全世界の最重要課題である。

歴史的に見ると、世界は抗争を繰り返しながら今の国々を構成してきた。次なるは世界が一つになることである。それぞれの国が軍を放棄し、世界共通の軍を持つことしかない。具体的には世界憲法を制定して戦争の放棄を定め、今の国連軍を核に「世界防衛隊」とし、各国軍を順次併合する。「世界防衛隊」の役割は、世界の治安維持と災害救助を主な目的とする。

憲法九条の先にあるもの、それは「世界は一つ」ということではなかろうか。狭い地球の上で、全世界の人々は「殺りくを伴うけんかはしない」ことを誓い、世界共通の課題克服に力をあわせる時ではなかろうか。
  (2008.11.24 中国新聞「広場」掲載)

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