« 「屋」の技で | トップページ | 嫁や孫を平和ガイド »

2016年8月26日 (金)

家族会準備 老い実感

    岩国市   会 員   山本 一

 お盆の14日、猛暑を突いて、わが家の庭で毎年恒例の家族会を開いた。
 この準備が本当に大変だった。毎年朝から私1人で会場の準備をするが、今年はとりわけつらかった。
 炎天下、机5卓、いす13脚を運んで汗が滝のように流れ落ち、30分ごとに給水しながらの作業。昼前になると、くらくらしてきた。
 参加者は大人10人、子ども3人。父母は他界し、きょうだい4人を中心とした私方の家族有志である。
 食事の準備を一手に引き受けている妻は血縁がない。その分、気分的に私よりもっと苦痛だったかもしれない。
 翌朝の庭の片付けは、次女の夫が早朝から加勢してくれ、それでも昼までかかった。この結果を踏まえ、これまで続けてきた家族会を今年で終わりにすると皆に連絡した。
 これまでできていたことが、また一つできなくなった。老いていく過程の一こまだと思うと何だか寂しい。

     (2016.08.26 中国新聞「広場」掲載) 

|

« 「屋」の技で | トップページ | 嫁や孫を平和ガイド »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「屋」の技で | トップページ | 嫁や孫を平和ガイド »