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2017年2月18日 (土)

蠟 梅

         岩国市  会 員   角 智之

 

先般、趣味の会で満開の蠟梅の枝を数本飾ると、部屋は早春の雰囲気に包まれた。この花は梅とは別の種類だが、花弁は梅に似て蠟細工のような艶がある。   

花も終わり庭で花殻を集めると雑草に混じり、たくさんの小苗が生えていた。

これを増やしてみたいと考えたが、多くの庭木は接ぎ木か挿し木によるもので、実生では良い花は咲かないだろうと思い、廃棄した。
 ところが、調べると実生でも立派に花が咲くことが分かった。残っていた数本をポットに移植し、次の会合で希望者に譲りたい。数年後、上品な花と香りが楽しめるであろう。

   (2017.02.18 毎日新聞「はがき随筆」掲載)

 

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