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2017年5月23日 (火)

金婚式 妻の支え感謝

   岩国市   会 員   片山清勝

 先月、結婚50年の記念日を迎えた。京都に住む孫から届いた花を挟んで、ささやかな二人だけの祝宴をした。
 幾日か過ぎ、本棚の整理中、退職時の寄せ書きや手紙を読み直した。何人かが 「君が思いっ切り仕事ができたのは内助の功のおかげ」と書いている。
  「お父さんは仕事ばかりで遊んでくれない」と、息子が不満を妻にもらしたことを思い出す。
 父の急逝後に結婚し、病身の母と同居。母は妻の作る食事で回復し、息子とよく遊んでくれた。
 そんなこともあり、仕事に打ち込めたのだが、家族には「すまない」と心でわびていた。会社人間と専業主婦、それで通せた時代だった。
 母と20年ほど同居した妻は、母の享年に並んだ。年が並び、母と同じような体の動きになってきたという。 
 来年は母の三十三回忌。父の五十回忌は一昨年済ませた。両親が達成できなかった結婚50年。これからも充実した日々を楽しく積み重ねていこう。

    (2017.05.23 中国新聞「広場」掲載)

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